第44回 能のことばを読んでみる会《俊寛/鬼界島》
独り孤島に残された俊寛の絶望と孤独@芦屋能舞台
2025/8/17 (日)
開催時刻
18:00
~
20:00
(開場 17:30)
予約締切 2025/8/17 ( 日 ) 18:00
合計予約可能人数
発生する料金
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予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
日本の伝統芸能「能」のことば(詞章、謡曲とも)は、和歌や漢詩・歴史など古典文化の宝庫です。でも「難しそう」と能が好きな人でも、「なんとなく」としか分かっていないことも、意外に多いのではないでしょうか。でも、それは「もったいない」と思いませんか?
「能のことばを読んでみる会」は3か月に1回、テーマ曲を定め、一緒にことばを読みながら、能の内容に一歩踏み込み、楽しむポイントを増やすことを目指す会です。
主催者は責任を以て、様々な話題を提供しますが、参加者の皆さんも一緒に読む中で感じたこと、能を見たり、稽古したりする際の、より深く楽しむ「きっかけ」となることを目的に開催しています。
44回目に取り上げる能は、独り孤島に残された俊寛の絶望と孤独を描く能《俊寛》(流派によっては《鬼界島》)です。
平清盛の娘である高倉天皇の中宮・徳子が懐妊した。その安産祈願のため、赦免使が鬼界島へ派遣される。そこには、平氏政権の転覆を図り流罪となった俊寛僧都、丹波少将成経、平判官康頼の三人がいた。彼らが過去を懐かしみ、現状を嘆いていると、赦免使が到着する。しかし、赦免状には独り俊寛の名は記されていなかった……。
『平家物語』などに記された、俊寛僧都の悲劇を舞台化した能です。能のことばから、絶海の孤島に独り残された俊寛僧都の絶望と孤独を、一緒に読み込みたいと思います。
イベント当日の流れ
会場に来場者用の駐車スペースはありません。公共交通機関または近くのコインパーキングをご利用ください。
参加方法
リアルイベント
実際に会場に足を運び、イベントに参加します。
主催
地域の古記録に基づいた能や狂言を上演したり学ぶことで、地域の歴史を、楽しんで体感することの実現を目指しています。
2014年から3ヶ月に1回のペースで「能のことばを読んでみる会」を開催。
2016年から不定期に「能楽と郷土を知る会公演」を開催。
2018年から夏休みに「こうべさんだ能・狂言子ども教室」を開催。
地域と能楽の関わりを紹介するマンガの制作、「ひなまつり五人ばやしコンサートin旧九鬼家住宅」や連続講座「さんだゆかりの能・狂言を知る 知識編 三田の歴史と芸能の話」、地域ゆかりの新作狂言《くわばら》・復曲能《鼓の瀧》の上演主催など。
出演者
