東京で能のことばを読んでみる会《通盛》
夫婦の愛を描いた異色の修羅能@四谷地域センター集会室4
2024/11/29 (金)
開催時刻
18:00
~
20:00
(開場 17:45)
予約締切 2024/11/29 ( 金 ) 18:00
合計予約可能人数
発生する料金
サブスクで予約可能
「予約可能な日程」に記載のあるプランに加入が必要です。
予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
日本の伝統芸能「能」のことば(詞章、謡曲とも)は、和歌や漢詩・歴史など古典文化の宝庫です。でも「難しそう」と能が好きな人でも、「なんとなく」としか分かっていないことも、意外に多いのではないでしょうか。でも、それは「もったいない」と思いませんか?
「能のことばを読んでみる会」は、テーマ曲を定め、一緒にことばを読みながら、能の内容に一歩踏み込み、楽しむポイントを増やすことを目指す会です。
主催者は責任を以て、様々な話題を提供しますが、参加者の皆さんも一緒に読む中で感じたこと、能を見たり、稽古したりする際の、より深く楽しむ「きっかけ」となることを目的に開催しています。
今回、初めて東京で「能のことばを読んでみる会」を開催させていただきます。
取り上げる能は《通盛》 。
寿永3年(1184年)2月7日、越前三位平通盛は一ノ谷の戦いで討死し、同年2月14日、通盛の妻・小宰相は阿波鳴門で入水して果てました。《通盛》は平家の武将・平通盛と愛妻・小宰相の夫婦を主人公とした修羅能です。
修羅能では通常、戦いの中で死した武者の霊を描きますが、夫婦の一緒の霊が、しかも妻のゆかりの地(阿波の鳴門)に現れるのは、修羅能の中では、この《通盛》のみ。
元になった『平家物語』とも比べながら、平家一門の夫婦の悲話を一緒に読んでみませんか?
イベント当日の流れ
会場に来場者用の駐車スペースはありません。来場の方は公共交通機関をご利用ください。
参加方法
リアルイベント
実際に会場に足を運び、イベントに参加します。
主催
地域の古記録に基づいた能や狂言を上演したり学ぶことで、地域の歴史を、楽しんで体感することの実現を目指しています。
2014年から3ヶ月に1回のペースで「能のことばを読んでみる会」を開催。
2016年から不定期に「能楽と郷土を知る会公演」を開催。
2018年から夏休みに「こうべさんだ能・狂言子ども教室」を開催。
地域と能楽の関わりを紹介するマンガの制作、「ひなまつり五人ばやしコンサートin旧九鬼家住宅」や連続講座「さんだゆかりの能・狂言を知る 知識編 三田の歴史と芸能の話」、地域ゆかりの新作狂言《くわばら》・復曲能《鼓の瀧》の上演主催など。