児玉真子 フォルテピアノリサイタル 名古屋
ザ・コンサートホール(名古屋電気文化会館)
2023/8/22 (火) 人気の回
開催時刻
19:00
~
21:00
(開場 18:30)
予約締切 2023/8/22 ( 火 ) 16:00
合計予約可能人数
発生する料金
サブスクで予約可能
「予約可能な日程」に記載のあるプランに加入が必要です。
予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
https://www.chunichi.co.jp/article/745481
8月9日中日新聞朝刊、愛知県内版で紹介していただきました!
みなさん、フォルテピアノってご存知ですか?
フォルテピアノとは、18世紀、19世紀ごろの昔のピアノのことです。今のピアノより華奢な作りで、音もより素朴なものでした。
〈参考動画〉
https://youtu.be/6e4bporIfEk?si=50dToV1uF9qLyZTY
このコンサートでは、ベートーヴェンやモーツァルト、ハイドンを、フォルテピアノで演奏します。
ベートーヴェンやモーツァルトが実際に聴いて、弾いたのに近い音と演奏が聴けます。当時、演奏会とはもっともっとエンターテイメント性が強く、演奏家は自由に即興的に演奏し、観客は熱狂していました。
フォルテピアノを作ったのは、浜松楽器博物館のピアノの管理なども手掛ける、フォルテピアノ製作家の太田垣至さん。彼が2023年8月に完成させる新しいフォルテピアノ(1795年製ウィーン製の楽器のコピー)を埼玉の工房から運んでコンサートをします。できたてほやほやの古いピアノ。どんな音がするのか気になりませんか?
手触りや匂いまで感じられそうな、18世紀末から19世紀初めのウィーンのフォルテピアノの音、お楽しみください。
クラシック音楽のコンサートって堅苦しくてつまらないものと考えていませんか?
生で聴くフォルテピアノの演奏はスリリングな魅力があります。
興味深くて面白いフォルテピアノの世界、気軽にのぞいてみませんか?
イベント当日の流れ
受付にて予約画面をご提示ください。
参加方法
リアルイベント
実際に会場に足を運び、イベントに参加します。
必要な持ち物
-
何もありません。
主催
岐阜県出身、オランダ在住のフォルテピアニストです。
岐阜県各務原市生まれ。名古屋市立菊里高等学校音楽科、愛知県立芸術大学ピアノ科を卒業した後、2018年にロータリー財団の奨学金を得てドイツへ。2020年ドレスデン音楽大学ピアノ科修士課程を修了すると同時に、ライプツィヒ演劇音楽大学の古楽科修士課程でフォルテピアノを始める。2022年にライプツィヒ演劇音楽大学を修了した。2021年よりオランダのハーグに拠点を移し、Adriana Jacoba Fund Awardsより学費全額給付の奨学金を得て、王立音楽院でフォルテピアノをBart van OortとPetra Somlai, 室内楽をRichard Egarrのもとで学んでいる。これまでにピアノを井深阿佐子、國井真美、上野栄美子、小坂圭太、北住淳、Pia Kaiser、フォルテピアノをEckhart Kuperの各氏に師事。2017年から毎年岐阜・名古屋でピアノ、フォルテピアノでのリサイタルを開催しており、またライプツィヒのメンデルスゾーンハウスでのリサイタル、ドレスデンフィルハーモニー弦楽トリオとの共演なども行った。
最近は、特にフォルテピアノでの室内楽にレパートリーの重点を置いており、C.P.E.バッハからブラームス、デュオから古楽オーケストラでのピアノ協奏曲まで、さまざまなアンサンブルに精力的に取り組み、活躍の場をオランダとドイツに広げつつある。2023年は、ハーグにて3度にわたるフォルテピアノ協奏曲のコンサートシリーズを企画し、自らの室内楽のパートナー達からなるオーケストラと共演した。また、ライプツィヒでのナチュラルホルンとのリサイタル、岐阜・名古屋でのフォルテピアノリサイタル、茂木大輔氏指揮・フィルハーモニカウィーン名古屋との共演、2024年も既にオランダ、イタリアにてフォルテピアノのリサイタルを行うなど、活発な演奏活動を展開している。 1960年代イギリス製の小さなアンティークの自転車がオランダでの愛車。好きなものはコーヒー、蕎麦、岐阜の実家のイングリッシュ・ブルドッグのこふくとパグのこきち。
"彼女は、強い音楽的メッセージと、ステージ上で輝くパーソナリティを持っている" Teunis van der Zwart (ナチュラルホルン奏者、ハーグ王立音楽院古楽科学部長)
"彼女の演奏は確信に満ち、洗練された深みのある解釈を示す。音楽的で魅力的で情熱的な演奏家であり、共演者に常にインスピレーションを与える存在だ" Petra Somlai (フォルテピアニスト, ハーグ王立音楽院教授)
"彼女と古典派とロマン派のプログラムで共演できることは、私にとって喜びだ。彼女はナチュラルホルンの音にあっという間に馴染み、その演奏は思慮深く、感受性豊かである。室内楽のパートナーとして、インスピレーションに満ち溢れ、こちらを盛り立ててくれるような刺激的なピアニストだ" Miklós Takács (シュターツカペレ・ドレスデンホルン奏者・ナチュラルホルン奏者)