ルンデ第70回公演
パオロ・パンドルフォ ーヴィオラ・ダ・ガンバ リサイタル
2024/8/5 (月) 人気の回
開催時刻
18:00
~
21:00
(開場 17:30)
予約締切 2024/8/5 ( 月 ) 18:00
合計予約可能人数
発生する料金
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予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
2024年 8月 5日 (月)
18時00分 開演(17時30分 開場)
会場:Halle Runde(名古屋市昭和区桜山)
バッハの無伴奏チェロ組曲全曲をヴィオラ・ダ・ガンバで。
ヴィオラ・ダ・ガンバ(viola da gamba)は、16世紀から18世紀にヨーロッパで用いられた弦楽器。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロよりも歴史が古く、宮廷や上流市民の家庭における室内楽や教会音楽で用いられ一度は衰退したが、いわゆる古楽のための楽器として再び脚光を浴びヨーロッパでは奏者も増えています。
>Program------------------------------
J.S.バッハ
Johann Sebastian Bach
無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011
無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010
無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008
無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012
>アーティスト紹介------------------------------
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
/ Paolo Pandolfo, Viola da gamba
1979年頃より、ヴァイオリニストのエンリコ・ガッティ、チェンバロ奏者のリナルド・アレッサンドリーニとともにルネサンスおよびバロック音楽の研究をはじめた。その後、スイスのスコラ・カントルムにおいてジョルディ・サヴァールに師事した。
1982年、サヴァールのアンサンブル“エスペリオンXX”メンバーとなり、1990年まで世界各地で共演を重ねたほか、J.S.バッハ《フーガの技法》、ダウランドのコンソート、ナポリのルネサンス音楽など、数十枚の録音に参加した。
1990年、ソリストとしての初録音(C.P.E.バッハのヴィオラ・ソナタ)が大絶賛を浴び、そののち母校バーゼルのスコラ・カントルムのヴィオラ・ダ・ガンバ教授に就任した。
それ以来バーゼルでの指導活動に携わる一方、エマ・カークビー、ロルフ・リスレヴァン、リナルド・アレッサンドリーニ、ミッツィ・メイヤーソン、ホセ・ミゲル・モレノなど数多くのアーティストと共演し、世界各地で演奏活動を行ってきた。
世界各国のラジオ局やテレビ局への録音をおこなうほか、アストレ、EMI、フィリップス、エラート、ハルモニア・ムンディ、タクトゥス、シンフォニアなどのレーベルに録音を残している。1997年以降の録音はすべてスペインの大手GLOSSAからリリースされている。1997年にA.フォルクレ《Pieces de Viole》の世界初録音を行ったのを皮切りとし、T.ヒューム《The Spirit of Gambo》(自身のアンサンブル、ラビリントおよびエマ・カークビーとの共演)もリリース。初の無伴奏作品《A Solo》は、グラモフォン誌1998年ベスト・リリースのひとつに選ばれた。フランスの偉大な作曲家マラン・マレの作品に焦点を当てた《Le Labyrinthe et autres histoires》と《Le Grand Ballet》の2枚もリリースしている。
2000年にリリースされたJ.S.バッハの6つの無伴奏チェロ組曲の編曲集は大成功を収めただけでなく、音楽的にもきわめて重要なものとして受けいれられ、この組曲のあらゆる録音のなかでも「必聴」の一つとみなされている。 リリースした録音はすべてグラモフォン、ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジーク、ゴルドベルク、スケルツォ、ディアパソンなど最も重要な音楽雑誌の賞を多数受賞した。アーベルのCD、《The Drexel Manuscript》は、2010年BBCミュージック・マガジン誌の器楽部門で年間最優秀CDにノミネートされた。
世界各地で演奏会やマスタークラスに招かれており、「ヴィオラ・ダ・ガンバのパガニーニ」とも評されている。
パオロ・パンドルフォは、バロックやルネサンス音楽を、即興、編曲、現代音楽などの手法も用いながら演奏することで、西洋音楽の過去と現在の架け橋となっているのみならず、古い音楽遺産が西洋音楽の未来に力強いインスピレーションを与えられると確信している。
イベント当日の流れ
Sonoligo会員様の受付は、開場時間から当日券販売カウンターにて行います。登録画面をスタッフにお見せ下さい。途中入場は曲間のみとさせていただきます。
尚、会場駐車場は出演者関係者用ですので近くの有料駐車場に停めるか公共交通機関でお越しください。
参加方法
リアルイベント
実際に会場に足を運び、イベントに参加します。
主催
2017年10月19日一般財団法人ルンデを設立いたしました。前身である《Studio RUNDE》は、1981年5月、当時の日本では珍しかった《室内楽専用小ホール》として名古屋丸の内でスタートし、通常160席最大でも200席というステージと客席の一体感を味わえるこのホールでは、演奏家が「今、聴かせたい音楽を」というプログラムづくり、それに果敢に挑戦する聴衆という独特な雰囲気をもった、主催公演「ルンデの会例会」は1200回以上催され大変好評を得ていましたが、2007年夏、多くの方々から惜しまれ建物の取り壊しとともに姿を消し、人々の記憶に残るのみとなってしまいました。
名古屋では主催公演を行うホールは減り、室内楽を楽しめる機会も減ってきている中、日本国内に目をむけてみれば海外の演奏家は数多く来日していますし、 日本人演奏家も精力的に演奏会を重ねています。個人的に演奏を聴く機会をもっと名古屋で増やしたい、ルンデのようなホールがあればとずっと想っていました。そんな折、ルンデ主宰の鈴木詢氏より企画・運営をしているコンサートの今後について相談があり対話を重ねていくと新しい「ルンデ」が自分達のやり方で再現できるのではないかという「想い」が「望み」に変わりました。
かつての「ルンデの会」および「ルンデあしながクラブ」の理念、活動を引き継ぎ、コンサート・演奏会の主催・後援、演奏家の支援、音楽を生涯学習の一環として活動している団体への支援を柱とし、文化および芸術の振興を目的とした活動していきます。
第一段階として室内楽専用ホールの建設を目標に、皆様からのご寄付を中心に活動していきますので、ご協力お願いいたします。