山本能楽堂
釈徹宗×山本章弘 能からみた日本の宗教vol.3「海士」
2022/12/11 (日) 人気の回
開催時刻
14:00
~
16:30
(開場 13:30)
予約締切 2022/12/11 ( 日 ) 14:00
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コンテンツの詳細
神さまや仏教に関連するお能を連続して上演。毎回、宗教学者釈徹宗と観世流能楽師シテ方山本章弘が上演する能に関連づけた神道や仏教にまつわるテーマで対談の後、能 一番を上演する。また、あらすじや見所をわかりやすく書いたパンフレットを配布。
対談: 山本章弘 × 釈 徹宗
解説: 釈 徹宗
能「海士」
前シテ(海人の女)山本章弘
後シテ(竜女) 〃
子方 (藤原房前)井上華菜
ワキ (従者) 福王知登
アイ (浦の男) 小笠原由祠
笛 野口亮
小鼓 成田奏
大鼓 守家由訓
太鼓 上田慎也
後見 山本博通 梅若猶義 梅若基徳
地謡 杉浦豊彦 井戸良祐 山田薫 山本麗晃
【あらすじ】
藤原房前(子方)は讃岐国(現在の香川県)志度の浦で亡くなったと聞く母の追善のため、従者(ワキ)を率いて現地に赴く。志度の浦で一人の海人の女(前シテ)に出会い、昔ここで海中から珠を取り上げたと聞く。その子細を語らせると、唐土から贈られた三つの宝のうちの一つである珠を志度の浦あたりの海で竜宮に取られて沈んでしまったため、藤原淡海公は身をやつしてこの浦に下り、その時に海人と契りを結んで子をもうけたが、その子こそが房前の大臣である、と言うのだ。房前は自分こそがその子であると名乗り、海人が珠を竜宮から取り返した際の様子を語らせる。
海人は身振りを交え、命がけで珠を取り返した様子を語ると、自分こそは房前の大臣の母であり、その時の海人の幽霊であると明かして、海底に消えていく。
その後、房前が法華経を読誦し供養をすると、海人であった母の霊は竜女(後シテ)の姿となって現れ、法華経の功徳によって成仏していったのであった。
■山本章弘
観世流能楽師。重要無形文化財総合指定保持者 。
公益財団法人 山本能楽堂 代表理事 。
山本能楽堂を中心に、能を「現代に生きる魅力的な芸能」として捉えなおし、様々な角度からの能の普及と継承に努める。「Noh for SDGs」の活動を通して、日本の伝統芸能の力で持続可能な社会の実現を目指す活動を続けている。次代を担う子ども達への能の普及・継承活動も積極的におこない、これまでに全国の約 8 万人の子ども達に能の魅力を伝えてきた 。
■釈徹宗
相愛大学学長。 宗教学者 。 浄土真宗本願寺派如来寺住職 。NPO 法人リライフ代表 。
宗教思想や宗教文化の領域において 、 比較研究や学際研究を行っている 。
論文「 不干斎ハピアン論 」 で涙骨賞 第五回 、著書 『 落語に花咲く仏教 宗教と芸能は共振する 』 で河合隼雄学芸賞 第五回 、 また仏教伝道文化 ・ 沼田奨励賞 第五十一回 を受賞している 。 近著に 『 観無量寿経をひらく 』 NHK出版社 、 『 天才 富永仲基 』 新潮新書 など 。
都合により、変更になる可能性があります。山本能楽堂ホームページでご確認ください。
山本能楽堂HP http://www.noh-theater.com/
イベント当日の流れ
駐車場はございません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
「新型コロナウイルス感染症への対応について」をご覧の上、ご来場ください。
http://www.noh-theater.com/about-covid19.html
参加方法
リアルイベント
実際に会場に足を運び、イベントに参加します。
必要な持ち物
-
マスク
出演者

山本章弘
