街歩きしながら北ドイツの音楽を楽しもう! 総集編
2020/8/22 (土) 人気の回
開催時刻
19:00
~
19:50
(開場 19:00)
予約締切 2020/8/22 ( 土 ) 19:00
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予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
北ドイツの港町ハンブルクで結成されたグループ、Ensemble Liebeのコンサートシリーズ第4弾!北ドイツの音楽を、その歴史や街の様子などのお話とともにお届けします。
これまでバロック音楽からロマン派の音楽まで、時代を追って北ドイツの音楽やその歴史をご紹介してきました。今回は総集編!ということで、これまでの回でご紹介しきれなかったバロック時代の作曲家や、ロマン派後期を代表する作曲家、グスタフ・マーラーなどを取り上げます!
ハンザ都市として貿易で栄えた北ドイツは経済的に豊かであり、芸術文化も成熟していきました。特にルターの宗教改革の後、北ドイツは主にプロテスタントが普及し、経済的に豊かなハンザ都市の教会には大規模なパイプオルガンが設置され、カンタータやオラトリオといった教会音楽もより盛んになりました。そのような文化の中で、これまで紹介したJ.Sバッハやヘンデル、テレマンといった作曲家が誕生し、北ドイツで活躍したのです。また、ドイツ最大の港町であるハンブルクでは当時すでに裕福な市民階級を中心にオペラも盛んでした。
バロック音楽の時代が終わり、古典派以降、音楽の中心はオーストリア・ウィーンなど他の都市に移っていくことになります。ハンブルク出身の大作曲家ブラームスも、最終的にはウィーンでその生涯を終えています。しかし、後期ロマン派の作曲家であるグスタフ・マーラーはハンブルク歌劇場で6年間指揮者を務めました。その仕事の紹介はブラームスからであったと言われており、ハンブルクの音楽のつながりは脈々と受け継がれていったように思われます。
今回はバロックからマーラーまで、ハンブルクを中心に活躍した作曲家について紹介されている「作曲家たちの宿」と呼ばれる博物館や、ハンブルクの音楽の今を象徴する最新式の音楽ホール「エルプフィルハーモニー」などの様子とともに、大きな音楽史の流れを感じていただけるようなコンサートプログラムを予定しています。
もちろん、これまでの回を見ていない初めて方でもお楽しみいただけます!さぁ、ハンブルクの街を一緒に歩いてみましょう!皆さんも、おうちでプチ旅行気分とともに音楽を楽しんでみませんか?ぜひ、お気に入りのお飲物などをご用意の上、リラックスしてお楽しみください!
イベント当日の流れ
開始時間までにZoomをご準備ください。
参加方法
オンラインイベント
Zoomを通してオンラインでイベントを楽しむことができます。
主催
メンバー紹介
【 岡 里歌子 (ピアノ) 】
愛知県尾張旭市出身。
名古屋芸術大学器楽科ピアノコース、ドイツ・ハンブルグ音楽院にて演奏コース、および芸術演奏コース卒業。
イタリア、ドイツ各地、ハンガリーにてコンサート、マスタークラス修了選抜演奏会等にて演奏する。これまでにピアノを尾崎
なつみ、 彦坂 智子、奥村 真 、Gabriele Wulff 、Christiane・Behn-Bellmann、Prof.
Mathias Weber 室内楽をRyuichi Rainer Suzuki、Prof. Mara Mednik 、チェンバロをAnke Dennert 各氏に師事。
現在はソロ、アンサンブル、ピアノ講師として幅広く活動している。また、
日独友好の為の演奏会の企画プロデュース、学校・施設訪問コンサート等も、意欲的に行っている。ドイツ・ハンブルグ在住。
【 瀬尾 あかね (ソプラノ) 】
広島県福山市出身。愛媛大学教育学部芸術文化課程音楽文化コース卒業。岡山大学大学院教育学研究科音楽教育コース修了。
大学院在学中に文部科学省による「トビタテ!留学JAPANプログラム」の奨学生としてハンブルク音楽院で声楽を学ぶ。
大学院を卒業後、再度渡独しハンブルクで教会音楽やドイツでの歌唱教育の在り方を学び現在に至る。
これまで日本でソプラノソロリサイタルの開催、映画『見えないから見えたもの』 の挿入歌「点字のラブレター」のヴォーカルを担当、
岡山シンフォニーオーケストラと朗読劇「ピーターパン」の日本初演などを行ってきたほか、各方面で合唱や歌唱指導も担当。
ドイツでは主に教会での演奏会や日本の音楽を紹介するコンサートに出演。日本の歌のワークショップなども行っている。
【 鎌倉 ちひろ (オーボエ) 】
広島県福山市出身。くらしき作陽大学音楽学部、又専攻科を卒業後渡独。2014年よりハンブルク音楽演劇大学の大学院を卒業。
大学在学中は広島、岡山県で後進の指導や演奏活動に励む。大学院在学中は北ドイツ放送交響楽団ユースオーケストラを始め、リューネブルク歌劇場、ニューフィルハーモニーハンブルク、カメラータ ハンブルクなど様々なオーケストラに賛助出演。
現在は、オーボエ奏者として北ドイツで活動している。
これまでにピアノを高見恒代、馬屋原京子、宮夕子の各氏に、オーボエを菅付章宏、ベーアーテ•アーンデルート、ラヨシュ•レンチェスの各氏に師事。