ニューエリートに捧ぐ!和文化探訪②「水墨」~もしドラもほれ込んだ「線は、僕を描く」の世界
2020/6/21 (日)
開催時刻
10:30
~
11:30
(開場 10:30)
予約締切 2020/6/21 ( 日 ) 7:30
合計予約可能人数
2020/6/28 (日)
開催時刻
10:30
~
11:30
(開場 10:30)
予約締切 2020/6/28 ( 日 ) 7:30
合計予約可能人数
2020/7/26 (日) 人気の回
開催時刻
16:00
~
17:00
(開場 16:00)
予約締切 2020/7/26 ( 日 ) 13:00
合計予約可能人数
2020/8/16 (日)
開催時刻
17:00
~
18:00
(開場 17:00)
予約締切 2020/8/16 ( 日 ) 14:00
合計予約可能人数
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コンテンツの詳細
昨年、「線は、僕を描く」という本がでましたが、読まれた方はいらっしゃいますか?
青年が主人公の小説ですが、お仕着せでない水墨の魅力、私をとらえて離さない水墨の魅力がそこにちゃんと描かれていてうれしくなりました☆
そして、「もしドラ」で有名になった社会経済学者のP.ドラッカーが、日本に興味をもったきっかけは、室町時代のすばらしい水墨画で、彼はその有数のコレクターとして知られています。
従来の既成概念から、古いとばかり思われてしまいがちな水墨ですが、私が目覚めたのはむしろ現代アートのその先に存在するものとして。そして今、参画している水墨国際展には毎年、欧米からNon Japaneseの作家たちが大勢出展され、素晴らしい個性あふれる作品を生み出しています。それらに触れるごとに、水墨の世界観は洋の東西問わず、現代の人々をおおらかに包み込み、いまここに、日々生きる豊かさを見出す術として広がってゆく予感がしています。
水墨の魅力を語れと言われれば、まず第一に「線」にあると私は思います。
なんども塗り重ねる油絵や水彩画と大きく異なるその線は、一発勝負の線であり、やり直しや二度書きはない。何も書いていない、白い紙に、心をまっすぐにして向かい、いまこの瞬間を描く線。
水墨が描く対象は、基本、自然です。でも、それは目の前に見える自然をただ描くのではない。
一度、自らの心に映し、そして描く。そのプロセスは、世阿弥でいう「離見の見」の感覚をおのずと養ってくれているように思います。
長谷川等伯、狩野探幽、白隠、仙厓、応挙、若沖等々、一言に水墨といっても、様々な分野、其の紡いできた歴史の長さ、人の数だけ筆運びや構図、モチーフが数え切れぬほどあり、それを描くための筆、紙、墨の選択等々、また数えきれないほどのバリエーションがあります。
基本は黒白の世界ながら、「墨に五彩あり」とは、いかなる感覚なのか?
最期には、少し一緒に筆を運ばせながら、そんな世界の入り口をご案内できれば幸いです。
ご一緒するのを楽しみにしています。
対象:12歳以上 定員 10名
時間:1Hour 使用言語:日本語 *英語での対応も可能です
各自用意するもの: *もしあれば
筆ペンの場合、ぺんてる中字か太字
または、書道具一式(墨汁でもOK)
白い紙2~3枚
イベント当日の流れ
当日はzoomにて行います。
各自用意するもの:
*もしあれば
筆ペンの場合、ぺんてる中字か太字
または、書道具一式(墨汁でもOK)
白い紙2~3枚
参加方法
オンラインイベント
Zoomを通してオンラインでイベントを楽しむことができます。
必要な持ち物
-
筆ペンならぺんてる中字か太字あるいは書道具一式(墨汁でもOK)、白い紙2~3枚