堺 アルフォンス・ミュシャ館
特別展「ミュシャ 謎の絵画」
2025/4/20 (日)
開催時刻
17:15
~
17:15
(開場 9:30)
予約締切 2025/4/20 ( 日 ) 17:15
合計予約可能人数
2025/4/22 (火)
開催時刻
17:15
~
17:15
(開場 9:30)
予約締切 2025/4/22 ( 火 ) 17:15
合計予約可能人数
2025/4/23 (水)
開催時刻
17:15
~
17:15
(開場 9:30)
予約締切 2025/4/23 ( 水 ) 17:15
合計予約可能人数
2025/4/24 (木)
開催時刻
17:15
~
17:15
(開場 9:30)
予約締切 2025/4/24 ( 木 ) 17:15
合計予約可能人数
発生する料金
サブスクで予約可能
「予約可能な日程」に記載のあるプランに加入が必要です。
予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
◆みどころ
➀ミュシャの絵画を堺の伝統技術「堺緞通」で織り上げた新作タペストリーを初公開!
絵画の歴史に新たな1ページを刻みます。
②世界有数のミュシャコレクションとともに、謎の絵画《クオ・ヴァディス》の全貌を解き明かします。
③パビリオンに見立てた5つの部屋を自由にめぐる構成。
125年前の壮麗な万博「1900年パリ万国博覧会」の関連作品も大集合!
◆展示概要
めぐりめぐる、ワンシーン。
チェコを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)のパリ時代のフィナーレを飾る油彩画《クオ・ヴァディス》(1903-04年、1920年加筆)。縦横2メートルを超える大画面には、古代ローマの邸宅で少女が大理石像に口づける小説のワンシーンが描かれています。背後から覗き見る人物は、原作小説には登場しません。その正体や、このシーンが選ばれた理由など、本作にまつわる多くのことは、謎に包まれてきました。本展では、1979年に発見されるまで長らく行方不明だった《クオ・ヴァディス》の全貌を解き明かします。また、この絵画にいたるまでのミュシャの創作の軌跡を、代表的な版画作品をはじめ、挿絵、素描、油彩、ジュエリーによってたどり、当館が誇る世界有数のミュシャコレクションの魅力を余すことなく紹介します。さらに、堺市に伝わる絨毯の手織り技術「堺緞通」で織られた、ほぼ実寸大のタペストリーを初公開。1910年のアメリカで絨毯の原画となるはずだった絵画の歴史に、新たな1ページを刻みます。
◆展示構成
Pavilion Ⅰ シーンとエピソード
初期の挿絵からサラ・ベルナール主演の演劇ポスターまで、「物語」を描いたミュシャ作品の数々が並びます。
Pavilion Ⅱ 1900年パリ万国博覧会
「アール・ヌーヴォーの勝利」と称された、125年前の壮麗な万博。オーストリア館のためのポスターや彫刻、ボスニア・ヘルツェゴビナ館のための壁画の下絵などを通して、ミュシャの当時の活躍を振り返ります。
Pavilion Ⅲ 絵画の注文
ミュシャへの注文の多くは、空間を彩るための絵画でした。パリ時代の装飾パネルをはじめ、アメリカに拠点を移した後に受注制作した油彩画を紹介します。
Pavilion Ⅳ クオ・ヴァディス——絵画と絨毯
ミュシャの絵画《クオ・ヴァディス》を「織る」——1910年の幻の計画が、堺の伝統技術「堺緞通」によって実現。115年の時を経て叶った夢。ふたつの傑作が並ぶ歴史的機会は必見です!
Paavilion Ⅴ ワンシーンの起源
「謎の絵画」の鍵を握るのは、1901年パリで巻き起こった『クオ・ヴァディス』ブーム。原作小説やその挿絵、演劇の記録、そしてある夜のイベントなどを手がかりに、当時の流行の実態に迫ります。
◆ミュシャ×堺緞通
プロジェクト「ミュシャ×堺緞通」とは?
115年前のアメリカで、《クオ・ヴァディス》を原画とする絨毯制作の構想がありました。ミュシャのもとで果たされなかったその夢を、現在この絵画を所蔵する堺の伝統技術「堺緞通」とのコラボレーションで実現をめざすプロジェクトです。資金は2021年にクラウドファンディングで募り、392名の方々から522万1,000円のご支援をいただきました。製織を担うのは、技術を受け継ぐ大阪刑務所。約2年10か月の時を経て、2024年10月についに完成を迎えました。堺緞通史上、至高のタペストリーを、いよいよ本展で初公開いたします。
◆体験
フォトスポット ”絵画になりきる”再現部屋
絵画を再現したリアルな体感型フォトスポット。
絵画の人物になりきることで、19世紀末の余興「活人画」を追体験できます。
◆関連イベント
【1】講演会「絵画《クオ・ヴァディス》の魅力」
本展ならびにプロジェクト「ミュシャ×堺緞通」の企画担当学芸員が、《クオ・ヴァディス》に関する最新の調査内容や、展覧会のみどころを語ります。
講師:髙原茉莉奈(企画担当学芸員)
日時:2025年5月18日(日)14:00~15:30(開場13:30)
定員:60名(申込不要・当日先着順)
対象:どなたでも
参加費:無料 *イベントの参加には、本展会期中の観覧券(半券可)の提示が必要です。
【2】講演会「堺緞通の歴史とミュシャの新作緞通」
堺で江戸時代に始められた手織の絨毯、堺緞通。
その歴史と現状を紹介し、ミュシャの新作緞通の意義をお話します。
講 師:堀川亜由美(堺市博物館学芸員)
日 時:2025年8月3日(日)14:00~15:30(開場13:30)
定 員:60名(申込不要・当日先着順)
対 象:どなたでも
参加費:無料 *イベントの参加には、本展会期中の観覧券(半券可)の提示が必要です。
【3】ワークショップ「ミニ緞通を織ってみよう」
《クオ・ヴァディス》色に染められた残糸をつかって、簡易器具を使用したミニ緞通の手織りに挑戦します。
講 師:堺式手織緞通技術保存協会、堺市博物館スタッフ
日 時:①4月27日(日)②6月15日(日)各日13:30~(2.5時間程度)
定 員:12名(申込先着順、受付開始 ➀4月6日 ②5月18日 各日9:30~)
対 象:小学生以上(小学生は要保護者同伴)
参加費:無料 *イベントの参加には、本展会期中の観覧券(半券可)の提示が必要です。
◆スペシャル
【1】謎解きクロスワードパズル
本展期間中、オリジナルのクロスワードパズル用紙を希望者に配布します。
展示室内の解説パネルからキーワードを探す、謎解き体験をお楽しみください。
*正解者の中から抽選で本展オリジナルスカーフ(非売品)をプレゼント!
*配布数限定、なくなり次第終了
日 時:2025年4月20日(日)~8月17日(日)
対 象:どなたでも
参加費:無料 *イベントの参加には、参加当日の観覧券が必要です。
【2】ミュシャ重ねおしスタンプラリー
ミュシャの誕生日と命日の2つのアニバーサリーを記念し、スタンプラリーを実施します。館内をめぐって7つの色のスタンプを重ねておすと、1枚の絵が完成します。
*配布数限定、なくなり次第終了
日 時:2025年7月12日(土)~8月17日(日)
対 象:どなたでも
参加費:中学生以下無料、高校生以上有料(1枚 100円)
*イベントの参加には、参加当日の観覧券が必要です。
※その他追加イベントについては当館HPをご確認ください。
※イベント申込方法など、詳細については当館HPをご確認ください。
※ホームページは随時更新します。
イベント当日の流れ
開館時間9:30-17:15(入館は16:30まで)
入館時、画面の提示が必要です
参加方法
リアルイベント
実際に会場に足を運び、イベントに参加します。
必要な持ち物
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