ルンデ第68回公演
金澤攝 ーライネッケのピアノ音楽(生誕200年記念) 第4回

音楽 / クラシック 愛知県 名古屋市

開催日程

日程未登録


購入方法

カード ポイント


日程

2024/7/27

開催時刻 14:00 ~ 17:00 (開場 13:30)

予約締切 2024/7/27 14:00


チケットの種別・価格

早期申込一般

最大購入可能枚数(/日程・チケット種別ごと) 5枚

小学生
定価 1000

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*価格はKids会員になると確認可能

中学生
定価 1500

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高校生
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大学・大学院生
定価 2000

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大人
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コンテンツの詳細

2024年 7月 27日 (土)
14時00分 開演(13時30分 開場)
・1部 1882年-1884年の作品より 14時〜
・2部 1887年-1888年の作品より 16時30分〜
※1部と2部の間の休憩時間にコーヒーブレイクを挟みます。
会場:Halle Runde(名古屋市昭和区桜山)

カール・ライネッケが19世紀最大級の音楽家であることを知る人は少ない。
 作曲家・ピアニスト・指揮者・指導者の各方面で傑出した功績をあげた全能的な音楽家としてのスケール感は、信じ難いものがある。
 音楽史的にはシューマンとブラームスの間に位置するドイツの作曲家であり、スメタナ、ブルックナーと同年生れである。かつてはモーツァルトのピアノ協奏曲のカデンツァやフルートソナタ「ウンディーネ」で知られるのみだったライネッケだが、デジタルの時代となって室内楽曲・交響曲・協奏曲等のCD化が進み、その再評価の気運は確実に高まりつつある。それでもなお、彼の巨大な全貌を窺い知るには程遠い。
 特に名ピアニストと謳われたライネッケにとって、当然ながらピアノ音楽が創作活動の中心であったにもかかわらず、その大部分が未だに録音されていないのはなぜか。恐らくはその作品群が余りに膨大なうえ、教育用・子供向けの作品がかなりのウエイトを占めていることも一因だろう。その音楽は明るく、慈しみに満ちている反面、徹底した職人気質に貫かれた厳しさを特長としている。こうした気質はシューマンやブラームスとは異なり、むしろバッハに近い。
 ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者として、長年にわたり優れた古典曲や新作を世に紹介し、当代屈指のピアニストとして活躍、教育者としてはライプツィヒ音楽院の名声を世界に拡め、その門下からはグリーグ、リーマン、シンディング、ワインガルトナらを輩出している。明治の世に日本から滝廉太郎が留学したのも、ライネッケが院長を務めていたこの学校だった。
 数多くの古典作品の校訂譜を出版し、その神髄に通じていたライネッケは、恐らく自らを音楽史の総括者としての自覚のもとに活動を行なっていたと考えられる。それは個人のオリジナリティを超えた働きであり、単なるアカデミズムの権化ではない。そのことを理解できない人は彼を時代遅れの保守主義者と見たのである。
 ライネッケ生誕200年を記念する今回のシリーズは、少年時代から晩年に至る厳選した約60点のピアノ作品を時系列で一望する空前の企画である。
 6回にわたるツィクルスは各日共、演奏時間60分余りの2つのステージで構成され、実質12回のコンサートとなる。その最終ステージでは時間枠を拡げ、同時代の作曲家によるライネッケへの献呈作品を集めてこの巨匠の存在感をさまざまな視点から偲んでみたい。
2024.4.3 金澤攝

Program------------------------------
カール・ライネッケ/Carl Heinrich Carsten Reinecke
 組曲 Op.169
 ファレーネン(小さな蛾) Op.172
 2つのピアノ曲 Op.175
 左手のためのソナタ Op.179
 アイン・メルヘン Op.180
 ロココの時代より Op.197
 揺籃から墓場まで OP.202


主催者からのお知らせ

Sonoligo会員様の受付は、開場時間から当日券販売カウンターにて行います。登録画面をスタッフにお見せ下さい。途中入場は曲間のみとさせていただきます。
尚、会場駐車場は出演者関係者用ですので近くの有料駐車場に停めるか公共交通機関でお越しください。


参加方法

リアルイベント

実際に会場に足を運び、イベントに参加します。


開催場所・施設

Halle Runde

愛知県名古屋市昭和区桜山町1丁目21番 Halle Runde(ハレ・ルンデ)


主催

一般財団法人ルンデ
室内楽を中心としたコンサートの主催および後援、演奏家の支援など主な活動としています。

2017年10月19日一般財団法人ルンデを設立いたしました。前身である《Studio RUNDE》は、1981年5月、当時の日本では珍しかった《室内楽専用小ホール》として名古屋丸の内でスタートし、通常160席最大でも200席というステージと客席の一体感を味わえるこのホールでは、演奏家が「今、聴かせたい音楽を」というプログラムづくり、それに果敢に挑戦する聴衆という独特な雰囲気をもった、主催公演「ルンデの会例会」は1200回以上催され大変好評を得ていましたが、2007年夏、多くの方々から惜しまれ建物の取り壊しとともに姿を消し、人々の記憶に残るのみとなってしまいました。
名古屋では主催公演を行うホールは減り、室内楽を楽しめる機会も減ってきている中、日本国内に目をむけてみれば海外の演奏家は数多く来日していますし、 日本人演奏家も精力的に演奏会を重ねています。個人的に演奏を聴く機会をもっと名古屋で増やしたい、ルンデのようなホールがあればとずっと想っていました。そんな折、ルンデ主宰の鈴木詢氏より企画・運営をしているコンサートの今後について相談があり対話を重ねていくと新しい「ルンデ」が自分達のやり方で再現できるのではないかという「想い」が「望み」に変わりました。
かつての「ルンデの会」および「ルンデあしながクラブ」の理念、活動を引き継ぎ、コンサート・演奏会の主催・後援、演奏家の支援、音楽を生涯学習の一環として活動している団体への支援を柱とし、文化および芸術の振興を目的とした活動していきます。
第一段階として室内楽専用ホールの建設を目標に、皆様からのご寄付を中心に活動していきますので、ご協力お願いいたします。


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